オーストラリア旅行・留学におすすめのクレジットカードとブランド!バスや電車の支払い方法も

海外旅行でのおすすめクレジットカード

キャッシュレス推進協議会が発表した「キャッシュレス・ロードマップ2023」によると、オーストラリアは72.8%と上位に位置しています。(日本のキャッシュレス決済比率は30%台)
参考:経済産業省キャッシュレス決済比率

そのためレストランやスーパーはもちろん、観光地への入場など様々な場所でクレジットカードを利用できます。
中には現金が利用できない場合もあるため、オーストラリアではクレジットカードの携帯は必須と言えるでしょう。

オーストラリアでおすすめなクレジットカードをご紹介します。

  年会費 還元率 海外手数料旅行保険 国際ブランド

三井住友カード(NL)三井住友ナンバーレスカード(NL)

無料0.3%〜7.0%2.20%利用付帯VISA/Master
  • カード両面に番号が印字されていないため、セキュリティ面で安心
  • スマホのタッチ決済で最大7%還元

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楽天カード楽天カード 

無料
1.0%〜3.0%
1.6%〜2.0%
利用付帯VISA/Master/AMEX/JCB
  • 手厚い海外旅行保険が付帯
  • 還元率と海外事務手数料のバランスがいい

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JCB カード WJCBカードW

無料0.9%〜5.5%1.60%利用付帯JCB
  • 39歳以下限定で年会費永年無料
  • JCBプラザでいつでも日本語対応可能

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海外旅行保険が付帯しているクレジットカードをもう1枚作った方がいい?

海外旅行時はカードの不具合や盗難などのリスク分散の手段として、複数枚クレジットカードを持っていくことが一般的です。

2枚目以降のサブカードに迷われている方は、年会費無料で海外旅行保険がついている「エポスカード」がおすすめです

海外旅行では、怪我や病気、盗難などのリスクは付きもの。
海外旅行保険が付帯されているクレジットカードは、保有している枚数だけ補償が追加される仕組みになっています。
保険が付帯しているカードは年会費がかかることが多いのですが、エポスカードは年会費無料で、旅行中に一度でも利用すれば最大3,000万円の補償が受けられます。

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  1. オーストラリアのクレジットカード事情は? 普及率と使える場所・使えない場所
    1. オーストラリアでJCBは使えない?おすすめの国際ブランドはVISAかMaster
    2. オーストラリアの電車やバスでクレジットカードは利用できる?
  2. クレジットカードは持って行った方がいい?オーストラリアでクレジットカードが必要な理由
    1. 現金を持ち歩くリスクを軽減できる
    2. 身分証代わりになる
    3. キャッシングで現金を引き出せる|両替も不要
    4. 明細を確認して利用金額を把握できる
  3. オーストラリアでおすすめのクレジットカードと選び方
    1. 三井住友ナンバーレス
      1. 特徴
      2. 付帯保険
    2. 楽天カード
      1. 特徴
      2. 付帯保険
    3. JCBカードW
      1. 特徴
      2. 付帯保険
    4. 三井住友プラチナプリファードカード
      1. 特徴
      2. 付帯保険
    5. Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
      1. 特徴
      2. 付帯保険
  4. オーストラリアの滞在時は予備のクレジットカードを持っていくのがおすすめ
    1. エポスカードの特徴
      1. 海外旅行保険の内容詳細
    2. 学生なら学生専用のライフカードがおすすめ
  5. クレジットカード以外のオーストラリアのお金事情をもう少し教えて!
    1. オーストラリアの通貨・換算レートと物価
      1. オーストラリア観光利用時の費用概算
    2. オーストラリアのチップ事情と注意点
    3. オーストラリアの交通系ICは?
    4. オーストラリアのETAをクレジットカードで支払える?
  6. オーストラリアでのクレジットカードに関するQ&A
    1. オーストラリア語で「クレジットカード使えますか?」は何て言う?
    2. オーストラリアでのクレジットカード利用の注意点は?
      1. クレジットカードのスキミング防止
      2. 異常なレート換算防止
    3. オーストラリアで利用するクレジットカードの国際ブランドは何がいい?
    4. クレジットカードの海外旅行保険の内訳について詳しく教えて!
    5. クレジットカードの海外旅行保険の自動付帯と利用付帯って何が違うの?
    6. クレジットカードの海外旅行保険の適用範囲は?
    7. オーストラリアの外貨への両替はクレジットカードキャッシングがお得って本当?

オーストラリアのクレジットカード事情は? 普及率と使える場所・使えない場所

キャッシュレス推進協議会が発表した「キャッシュレス・ロードマップ2023」によると、オーストラリアは72.8%と上位に位置しています。(日本のキャッシュレス決済比率は30%台)
参考:経済産業省キャッシュレス決済比率

オーストラリアでは、2011年にオーストラリアの2大スーパーColesとWoolworthsがタッチ決済を導入したり、プリペイド式の交通系ICカード「Opal Card」を2012年末に導入したりと次々とキャッシュレスを推進する施策が実行されてきました。(ICカード利用促進のため、2016年には54種類の切符を廃止しています。)

こうしたキャッシュレス化の流れを経て、カード決済金額は2015年の62億豪ドルから2018年の88億豪ドルにまで伸びていることがAustralian Payments Councilの2019年の報告書からわかっています。

そのためレストランやスーパーはもちろん、観光地への入場など様々な場所でクレジットカードを利用できます。
中には現金が利用できないこともあるため、旅行の際はクレジットカードが必須と言えるでしょう。

実際、私が2018年に1ヶ月程度シドニーに短期留学に行った際は、クレジットカードを利用できない場所はほぼありませんでした。(10万円換金しましたが、1万円しか利用しませんでした。)
ごくごく稀にお祭りの屋台などでは現金が利用できないことがあったため、旅行の際はクレジットカードだけでなく、現金も多少は持って行くと安心です。

オーストラリアでJCBは使えない?おすすめの国際ブランドはVISAかMaster

クレジットカードはどこでも利用できますが、国際ブランドはVISAかMasterが主流です。
statistaの調査によると、2021年時点でVISA41%・Master28%に対して、AMEXは5%とかなり低い結果となっています。

AMEXやJCBは使えない場所も多いため、メインカードにするのは避けましょう。(私が短期留学をした際はVISAカードを持ち歩いていましたが、JCBの表記がないお店がちらほらありました。)

オーストラリアのクレジットカードの国際ブランド比率
引用:Biggest payment card brands – Visa, Mastercard, American Express, or in-market local card schemes – in Australia from 2016 to 2021

 

オーストラリアの電車やバスでクレジットカードは利用できる?

シドニーで電車やバスに乗る際は、「Opal Card」というSuicaやPASMOのような交通系ICを利用します。
(日本のSuicaやPASMOなどと同様で8割程度の人が利用しています。一律料金ではなく、平日のピーク以外の時間や週末は運賃が30%OFFになる点が面白いところ。)

カードはコンビニやスーパーなどで購入でき、チャージは現金・クレジットカードのどちらでも可能です。

Opal card(オパールカード)について | オーストラリア 留学ならシドニー留学センター

オート・トップアップという自動入金システムを利用して指定したクレジットカードから自動でチャージする方法と、駅やコンビニなどのチャージ機械で現金・クレジットカードでチャージする方法の2種類が存在します。

最近ではOpalカードを作らずとも、クレジットカードのタッチのみで決済ができるようになりました。クレジットカードで支払いした場合、Opalカードのように公共交通機関だけの利用履歴を見ることはできませんが、短期間の旅行であればわざわざOpalカードを発行しなくても問題ありません。

ブリスベンではOpalカードの代わりに、「go card」が利用されています。利用方法はOpalカードと同様のため、行き先によって作成カードが変わるだけです。

クレジットカードは持って行った方がいい?オーストラリアでクレジットカードが必要な理由

以下の理由でクレジットカードは持って行くことをおすすめしています。

  • 現金を持ち歩くリスクを軽減できる
  • 身分証代わりになる
  • キャッシングで現金を引き出せる
  • 明細を確認して利用金額を把握できる

現金を持ち歩くリスクを軽減できる

オーストラリアに限らず、海外旅行では盗難、スリ、紛失などのリスクがあります。

もし現金を盗難されてしまうと、その後の支払いができなくなるだけでなく、警察に届け出たとしてもお金が返ってこないケースがほとんどです。

クレジットカードであれば、紛失を確認した時点でカード会社に問い合わせれば利用停止ができるため、金銭面での被害を最小限に抑えられるのです。

身分証代わりになる

海外ではホテルのチェックインやレンタカー利用時に、身分証の代わりとしてクレジットカードの提示が求められることがあります。

ホテルのチェックイン時にクレジットカードがないとチェックインが断れることもあるくらい、クレジットカードの信用力は海外では高いのです。

「せっかく予約をしたのに利用できない…」という事態を避けるためにも、クレジットカードを持っていくのは必須と言えるでしょう。

キャッシングで現金を引き出せる|両替も不要

現金がもし足りなくなった際に、クレジットカードなら現地通貨を引き出せるキャッシングサービスを利用できます。

キャッシング = 借金のイメージで使うのが怖いですが、クレジットカードのキャッシングであれば、通常利用と同じく引き落とされるだけです。さらに、銀行や空港で両替をするよりもレートが良いケースが多いです。

▼キャッシングサービスの利用方法・流れ

  • 旅行前に海外キャッシングサービスの利用可能枠の設定をする
  • 海外のATM・現地金融機関の窓口で現地通貨を引き出す
  • レート換算された利用金額+手数料が支払い口座から引き落とされる

明細を確認して利用金額を把握できる

クレジットカードは利用明細を確認できるため、滞在中「いつ・どこで・何に・どれくらい支出をしたのか」を一目で確認できます。

旅行先ではついついお金を使いすぎてしまいますが、あとから振り返ることができるのはクレジットカードのメリットと言えます。

オーストラリアでおすすめのクレジットカードと選び方

オーストラリアで滞在する際に利用するクレジットカードを選ぶには次の3つのポイントで選びましょう。

  • 還元率
  • 海外事務手数料(※)
  • 海外旅行保険

※海外事務手数料とは、カード発行会社が設定している「国外の加盟店でクレジットカードを利用した際に発生する手数料」のこと。

例えば海外事務手数料が2.0%クレジットカードで100ドルの買い物をした場合、100ドル×2.0%=102ドルになります。

還元率が高くても、海外事務手数料も高いと実質還元率は低くなってしまうため注意が必要です。

それではオーストラリアでの利用におすすめのクレジットカードをご紹介します。

三井住友ナンバーレス

三井住友カード(NL)

特徴

  • カード両面に番号が印字されていないため、セキュリティ面で安心
  • スマホのタッチ決済で最大7%還元
  • 最短10秒で即時発行可能
年会費永年無料
海外事務手数料2.20%
※UnionPayだと2.50%
ポイント還元率0.3%〜7.0%
ポイント有効期限〜24ヶ月
国際ブランドVISA、Mastercard
審査・発行期間即日発行(最短10秒)
交換可能ポイントTポイント、楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント、nanacoポイント、WAONポイント、ベルメゾンポイント、Gポイント、ヨドバシゴールドポイント、PeXポイント、ジョーシンポイント、ビックポイント
ポイント特約店高島屋(3倍)、セイコーマート(14倍)、セブン‐イレブン(14倍)、ポプラ(14倍)、ローソン(14倍)、マクドナルド(14倍)、サイゼリヤ(14倍)、ガスト(14倍)、バーミヤン(14倍)、しゃぶ葉(14倍)、ジョナサン(14倍)、夢庵(14倍)、その他すかいらーくグループ飲食店※(14倍)、ドトールコーヒー(14倍)、エクセルシオール カフェ(14倍)、かっぱ寿司(14倍)

付帯保険

保険の種類保険金額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用50万円
疾病治療費用50万円
賠償責任(免責なし)2,000万円
救援者費用100万円
携行品損害(免責3,000円)15万円

三井住友ナンバーレスカードはカード券面に番号が記載されていないため、仮にカードを落としてしまったり、盗難に遭った場合でもカード番号が知られることはありません。

海外で紛失や盗難が心配という方にはぴったりのカードです。

またコンビニや飲食店などでスマホタッチ決済またはMastercardのコンタクトレス決済で支払うと、最大7.0%還元を受けることができます。

海外旅行から帰ってきて日本国内での利用でもお得に利用できます。

発行までの期間が短いのも特徴の一つ。Vpassアプリで番号が確認できるため、カードの到着を待たずに利用開始できます。

海外旅行直前でも作成可能な便利なカードです。

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楽天カード

楽天カード

特徴

  • 手厚い海外旅行保険が付帯
  • 還元率と海外事務手数料のバランスがいい
年会費無料
海外事務手数料
  • JCB:1.60%
  • VISA/Master:1.63%
  • American Express:2.00%
ポイント還元率1%〜3%
ポイント有効期限〜12ヶ月
国際ブランドVISA、Mastercard、AmericanExpress、JCB
審査・発行期間即日発行(最短10秒)
交換可能ポイント楽天ポイント
ポイント特約店ファミリーマート(1.5倍)

付帯保険

保険の種類保険金額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用200万円
疾病治療費用200万円
賠償責任(免責なし)3,000万円
救援者費用200万円
携行品損害(免責3,000円)なし

楽天カードは年会費無料で、還元率・手数料・旅行保険の全てのバランスが整っています。

還元率は常時1%と楽天市場利用ユーザーでなくても他のカードと比べてお得。(楽天市場利用する際はポイント3倍)

海外旅行保険も利用付帯ではありますが、傷害死亡時2千万円、賠償責任3千万円と大きな金額が補償されてます。

バランスが取れたカードのため、どんな方にもおすすめできる一枚です。

空港ラウンジやトラベルデスクの利用をしたいという場合は年会費11,000円を支払って楽天プレミアムカードにグレードアップするのもありです。

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JCBカードW

JCB カード W

特徴

  • 39歳以下限定で年会費永年無料
  • JCBプラザでいつでも日本語対応可能
年会費無料
海外事務手数料1.60%
ポイント還元率0.9%〜5.5%
ポイント有効期限〜24ヶ月
国際ブランドJCB
審査・発行期間即日発行
交換可能ポイント楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント、nanacoポイント、WAONポイント、ANA SKY コイン、ベルメゾンポイント、ジョーシンポイント、ビックポイント
ポイント特約店セブン‐イレブン(2倍)、高島屋(1.5倍)、小田急百貨店(2倍)、出光興産系列SS(1.5倍)、和民(2倍)、スターバックスコーヒー(5.5倍)、AOKI(3倍)、ビックカメラ(1.5倍)

付帯保険

保険の種類保険金額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用100万円
疾病治療費用100万円
賠償責任(免責なし)2,000万円
救援者費用100万円
携行品損害(免責3,000円)100万円

JCBカードWは39歳までの限定入会で年会費が永年無料で、JCB一般カードの2倍のポイントがたまるという特徴を持っています。

またJCBプラザではJCB加盟店の予約や観光に関する問い合わせに対して日本語で対応してくれるため、旅行の際は大いに頼りになります。

日本人観光客がよく訪れる国ではJCBは問題なく使えることが多いため、これを機会に作ってみるのもおすすめです。

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三井住友プラチナプリファードカード

特徴

  • 海外での決済で+2%還元率アップ
  • 旅行予約サイトでポイントアップ
年会費無料
海外事務手数料2.20%
ポイント還元率1%〜10%
ポイント有効期限〜48ヶ月
国際ブランドVISA
審査・発行期間即日発行
交換可能ポイントTポイント、楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント、nanacoポイント
ポイント特約店阪急百貨店(3倍)、阪神百貨店(3倍)、蔦屋書店(3倍)、ANAグループ加盟店(2倍)、セイコーマート(7倍)、セブン‐イレブン(7倍)、ポプラ(7倍)、ローソン(7倍)、マクドナルド(7倍)、サイゼリヤ(7倍)、ガスト(7倍)、バーミヤン(7倍)、しゃぶ葉(7倍)、ジョナサン(7倍)、夢庵(7倍)、その他すかいらーくグループ飲食店※(7倍)、ドトールコーヒー(7倍)、エクセルシオール カフェ(7倍)、かっぱ寿司(7倍)

付帯保険

保険の種類保険金額
傷害死亡・後遺障害最高1億円
傷害治療費用500万円
疾病治療費用500万円
賠償責任(免責なし)1億円
救援者費用1,000万円
携行品損害(免責3,000円)100万円

プラチナプリファードカードは海外で外貨決済をすると、通常の1%+2%で合計3%のポイントが付与されます。3%を超える還元率のカードはほとんどありません。

ポイント還元率の高さに加えて、SBI証券との連携サービスも魅力。SBI証券で積み立てをすると5%還元されるため、SBI証券で投資をしている方は年会費が高くても元が取れる可能性が大きいです。

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Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

Marriott Bonvoy<sup>®</sup> アメリカン・エキスプレス<sup>®</sup>・プレミアム・カード

特徴

  • MarriottBonvoyのゴールドエリート会員資格付与
  • 海外旅行保険の補償額も手厚い
年会費¥49,500
海外事務手数料2.00%
ポイント還元率1%〜3%
ポイント有効期限〜48ヶ月
国際ブランドAMEX
審査・発行期間即日発行
交換可能ポイントANA、JAL、スカイマイル
ポイント特約店Marriott Bonvoy参加ホテル(2倍)

付帯保険

保険の種類保険金額
傷害死亡・後遺障害最高1億円
傷害治療費用300万円
疾病治療費用300万円
賠償責任(免責なし)4,000万円
救援者費用400万円
携行品損害(免責3,000円)50万円

通常25泊以上が条件のゴールドエリートの会員資格がカードを作ると付与されます。
会員になればポイントが25%多くなるだけでなく、ホテルのレイトチェックアウトや客室グレードアップなどにも対応してくれます。

海外旅行保険の保証も手厚く、障害死亡時は最大1億円まで保証されるだけでなく、家族カードを持っていなくとも上限1名まで保険の対象に入れられます。

年会費は高いですが、それだけのメリットはあると言えるでしょう。

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オーストラリアの滞在時は予備のクレジットカードを持っていくのがおすすめ

クレジットカードが1枚のみだと、カードの不具合や盗難などが起こった際に支払いに利用できなくなってしまいます。

また、急に海外で買物をしたため、不正利用検知システムが作動したというケースで、停止されてしまうこともあります。

そのためリスク分散の手段として、複数枚クレジットカードを持っていくことを検討しましょう。

2枚目以降のサブカードに迷われている方は、年会費無料で海外旅行保険がついている「エポスカード」がおすすめ

海外旅行では、怪我や病気、盗難などのリスクは付きものですよね。

海外旅行保険が付帯されているクレジットカードは、保有している枚数だけ補償が追加される仕組みになっています。(※)

死亡・後遺障害保険金は、複数カードでも合算がされません。

「【死亡・後遺障害保険金】
複数のクレジットカード(他社カードを含む)のうち、最も高い金額を限度として、それぞれの保険から按分して保険金が支払われます。
※複数のクレジットカードを保有していた場合でも保険金額は合算されません。」

引用:同様の保険が付帯されているクレジットカードを複数枚持っていますが、保険金の支払いはどうなりますか。

保険が付帯しているカードは年会費がかかることが多いのですが、エポスカードは年会費無料で、旅行中に一度でも利用すれば最大3,000万円の補償が受けられます。

エポスカードの特徴

ポイント還元率0.5%〜2.5%
海外事務手数料1.63%
ポイント有効期限〜24ヶ月
国際ブランドVISA
審査・発行期間通常1週間

※店頭申し込みなら即日発行(30分程度)

交換可能ポイントPontaポイント、dポイント、ANA SKYコイン、ノジマスーパーポイント
ポイント特約店モンテローザグループ各店舗(5倍)、ビッグエコー(5倍)、ノジマ(5倍)、スターバックスカードチャージ(2倍)

海外旅行保険の内容詳細

保険の種類保険金額
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円
傷害治療費用200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用270万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責3,000円)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)

▼利用条件

  • エポスカードで旅行料金を支払った
    • 被保険者が海外旅行の目的を持って住居を出発してから住居に帰着するまでの間かつ出国する前の前日0時から日本入国した前日24時まで
    • ただし日本出国した日の翌日から90日間を限度とする

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学生なら学生専用のライフカードがおすすめ

学生なら海外旅行保険が自動付帯の学生専用のライフカードがおすすめです。

海外旅行保険には一度も利用しなくても保有しているだけで保険が適用される「自動付帯」と保険適用には利用が条件の「利用付帯」の2種類が存在します。

学生専用のライフカードは数少ない自動付帯で、年会費も無料のため持っていくことのメリットが多く存在します。

年会費永年無料
海外事務手数料2.20%
ポイント還元率0.3%〜1.0%
ポイント有効期限〜24ヶ月
国際ブランドVISA、Mastercard、JCB
審査・発行期間最短3営業日
交換可能ポイント楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント、ANA SKY コイン
ポイント特約店
保険の種類保険金額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用200万円
疾病治療費用270万円
救援者費用200万円(免責金額なし)
携行品損害(免責3,000円)20万円(免責金額1事故3,000円)

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クレジットカード以外のオーストラリアのお金事情をもう少し教えて!

オーストラリアの通貨・換算レートと物価

オーストラリアの通貨単位は「オーストラリアドル」で1ドルあたり97〜98円です。(2024年1月時点)

オーストラリアは国土面積や産業構造を背景に、物価が非常に高い国と言われています。

オーストラリアの人口は2,600万人と少ないのに対し、国土面積は日本の約21倍と広大なため、物流の効率が悪いです。
一方でオーストラリアの産業は農業や工業などの第一次産業を主としているため、物流コストが物価上昇を牽引し、物価が高くなるのです。

また都市部に人口が集中しているため、都市部の物価が上がりやすいことに加え、地方で人が集まらないことによる人件費も高騰がさらなる物価高騰にも寄与してしまっています。

実際、500ccのミネラルウォーターは日本だと100〜150円程度(1〜1.5ドル)ですが、オーストラリアでは3ドル程度と約2倍の物価です。

オーストラリア観光利用時の費用概算

  • ホテル:1泊10,000円〜
  • 朝食・ランチ:3,000円程度
  • 夕食:7,000円程度
  • 旅行の終日ツアー:25,000円程度

オーストラリアのチップ事情と注意点

アメリカではチップはサービス業の給料の一部という考え方のため、渡すことが習慣となっているのに比べて、オーストラリアではチップを渡す習慣はあまりありません。

ただし特別に親切にしてもらったり、何か迷惑をかけてしまった際には、チップを渡すと感謝や謝罪の気持ちが伝わるためおすすめです。

タクシーやホテルではチップを支払うことはあまりありませんが、中級以上のレストランではチップを支払う機会があります。
レシートに「TIP」という欄があるため、自身でいくら払うかを決めて記載すると、その分だけ請求されます。
5~10%程度のチップを支払うのが一般的ですが、絶対ではありません。

オーストラリアの交通系ICは?

電車・バス・路面電車ではすべてICカード「Opal Card」を利用します。

1週間あたり50ドルの上限支払い金額があり、それ以上はいくら利用しても金額が請求されません。(日曜日は2.8ドル)

コンビニやスーパーマーケットで購入し、チャージは現金・クレジットカードでできます。

オーストラリアのETAをクレジットカードで支払える?

オーストラリアには「ETA」という観光や短期商用などの短期間の渡航を目的にした方向けに、電子渡航認証によって簡易化した入国許可を発行するビザの一種があります。(ETAを発行すると一度の入国で最長3ヶ月まで滞在することができます。)

システム利用料20オーストラリアドルを請求され、クレジットカードでの支払いが可能です。

オーストラリアでのクレジットカードに関するQ&A

最後にオーストラリアで滞在する際のクレジットカードの疑問についてQ&A形式で答えていきます。

オーストラリア語で「クレジットカード使えますか?」は何て言う?

英語語で「クレジットカード使えますか?」は「Can I use a credit card?」と聞きます。
「Credit card OK?」だけでも大丈夫です。観光地なので、このレベルの英語でも、誰でも理解してくれます。

日本国内では支払い回数などを選べることがありますが、海外では最初に設定した支払い回数に自動的になることがほとんどです。

事前に現在の設定内容を確認しておくといいでしょう。

オーストラリアでのクレジットカード利用の注意点は?

オーストラリアではクレジットカードの盗難や不正利用などのリスクがあります。リスクを避けるために、下記のポイントを意識しましょう。

  • 偽造防止
    • カードの裏面に必ずサインをする
    • 暗証番号に誕生日や電話番号などわかりやすい番号を使わない
  • スキミング防止(※)
    • 請求書・明細は必ず確認する
    • その場で精算をお願いする
  • 異常なレート換算防止
    • クレジットカードの支払いは日本円ではなく現地通貨にする

クレジットカードのスキミング防止

海外ではスキミングというクレジットカードの情報を盗み取り、不正に利用する犯罪が急増しています。

迷彩をチェックして不明・不審な利用がないかははこまめにチェックするようにするほか、店舗の奥にカードを持っていかれそうになったら、その場での精算を依頼しましょう。

異常なレート換算防止

店舗によっては、精算を現地通貨にするか日本円にするか聞かれることがあります。

現地通過を選択するとクレジットカード会社が適切なレートで換算して請求をしてくれますが、日本円を選択してしまうとその店舗独自のレートで換算されてしまうため、請求額が多くなってしまうことがありえます。

もし現地通過と日本円のどちらにするか聞かれたら、迷わず現地通過を選びましょう。

オーストラリアで利用するクレジットカードの国際ブランドは何がいい?

クレジットカードの国際ブランドとは、世界中の国や地域で利用できるクレジットカードのブランドのことで、代表的なのは次の6つです。

  • VISA
    • 知名度・シェア率ともに高い国際ブランド
    • アメリカ方面に強い
  • Mastercard
    • VISAに次いで世界的に有名なブランド
    • ヨーロッパ方面に強い
  • JCB
    • 日本生まれの国際ブランド
    • 海外での日本人サポートは魅力だが、シェアはまだ少ない
  • American Express
    • ハイステータスな国際ブランド
    • 年会費は高いが、空港ラウンジやレストランなどの優待がある
  • Diners Club
    • 世界で初めて登場したクレジットカード
  • UnionPay(銀聯)
    • 中国初のブランド
    • 日本でも百貨店やドラッグストアなどで利用可能

特にシェアが大きいのはVISAとMastercard。どちらかは必ず持っていくようにしましょう。

どちらかを持っていれば滞在先で困ることはほぼありませんが、もし可能ならサブカードは別の国際ブランドを用意するとさらに安心です。

 

クレジットカードの海外旅行保険の内訳について詳しく教えて!

クレジットカードに付帯している海外旅行保険の内容は下記の通りです。

  • 死亡・後遺障害保険
    • 旅行中の事故によるケガが原因による死亡、後遺障害の発生に対する補償
  • 疾病・傷害治療費補償
    • 旅行中のケガや病気の治療費の補償
  • 賠償責任保険
    • 旅行中に、他人にケガをさせてしまったり、他人の所持品を破損したりした場合の補償
  • 携行品損害保険
    • 所持品の紛失や盗難を補償
  • 救援者費用保険
    • 旅行先の入院などに駆け付けた家族の旅費や、遭難した場合などの捜索救援の費用の補償
  • 航空便遅延保険
    • 航空便の遅延や欠航に際して発生する費用の補償
  • ショッピング保険
    • クレジットカードで購入した物品の破損や盗難に対する補償

クレジットカードの海外旅行保険の自動付帯と利用付帯って何が違うの?

クレジットカードの海外旅行保険には自動付帯と利用付帯の2種類があり、違いは下記の通りです。

  • 自動付帯:カードを持っているだけで補償が受けられる
  • 利用付帯:旅行代金の支払いなど、特定の条件を満たした際に補償が受けられる

利用付帯の場合は、条件を満たさないと保険が適用されないため、お持ちのカードがどちらなのかはよく確認しておきましょう。

クレジットカードの海外旅行保険の適用範囲は?

クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、基本的にカードを所持している人のみが対象です。

ただしクレジットカード会員の家族が持てる「家族カード」を所持している場合は、本会員と同等の補償を受けることができます。

クレジットカードによっては家族特約がついていることもあります。

家族特約とは、家族カード含め、クレジットカードは18歳以上でないと作ることができませんが、家族カードを作ることができない家族も補償の対象になります。

補償額はカード本会員よりも抑えられていることが多いですが、事前に補償内容をしっかり確認しておきましょう。

オーストラリアの外貨への両替はクレジットカードキャッシングがお得って本当?

オーストラリアの外貨に両替する方法の中で、クレジットカードの海外キャッシング機能を使うとお得です。

海外キャッシング機能は、カード会社からお金を借りられるサービスのことで、現地のATMから外貨を引き出すことができます。

お金を借りるため年率14~18%の利息がつきますが、帰国後すぐに一括返済を行えば両替をする両替手数料よりもキャッシング利息の方が低くなるケースがあるのです。

例えばみずほ銀行で10万円を米ドルに両替する場合、1米ドルあたり2円のため1,352円がかかります。

一方でキャッシングの場合、10日間で713円・20日間で1,206円の計算のため、借入日から返済日までの期間が短い際は、海外キャッシングの方が外貨両替をするよりもとお得になります。(※年率18%で計算)

(一般的にクレジットカードの手数料のレートのほうが外貨両替のレートよりもいいため、そもそも両替をせずにクレジットカードで支払うのが一番お得です。)

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