マイルが貯まる最強クレジットカード比較！JAL・ANAどっち？どのカード？をわかりやすく解説

旅行好きな人なら一度は検討したことがあるマイル。とはいえ仕組みが複雑でどう貯めればいいのかわかりづらいですよね。

この記事では、マイル初心者がどのカードを持てば一番効率よくマイルが貯められるのかをわかりやすく解説します！

▼おすすめカード早見表

飛行機に年1回以上乗る飛行機はほぼ乗らない
最低限のマイルを貯めたいJAL一般カードANA To Me CARD PASMO JCB（ソラチカカード）
年会費を払ってもマイルをたくさん貯めたいJAL CLUB-AゴールドカードANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)

なおこのカードはマイルをこれから貯めたいという初心者向けの記事です。
すでにマイルを貯めている玄人の方向けの記事ではないので、あらかじめご了承ください。

 

マイルが貯まりやすいクレジットカードの選び方

クレジットカードは年会費と還元率のバランスがあるため、一番効率よくマイルを貯められるカードは人によって異なります。

そこで、マイルを効率よく貯めるカードを選ぶ方法についてご紹介します。

飛行機に年1回以上乗る飛行機はほぼ乗らない
最低限のマイルを貯めたいJAL系の一般カードANA系の一般カード
年会費を払ってもマイルをたくさん貯めたいJAL系のゴールド・プラチナカードANA系のゴールド・プラチナカード

 

JALマイルかANAマイルかを決める

マイルを貯める際に最初に決めなければならないのが、「JALマイル・ANAマイルのどちらを貯めるか」。

JALマイルとANAマイルは相互交換ができないため、貯めるマイルによって利用するクレジットカードをJAL系かANA系かで選ばなければなりません。

JALマイル・ANAマイルで大小様々な違いがありますが、それぞれ細かく比較していると結局どっちがいいのかわからなくなってしまうため、一番大きな違いに絞っておすすめの人をご紹介します。

（なお、どちらかの航空会社が好きな場合は迷わず、好きな方を選分のがいいと思います。）

  • JALマイル：（家族も含めて）飛行機に乗ることが多い
  • ANAマイル：飛行機搭乗の機会が年間で1回もない方

マイルのため方は大きく3つあります。

  • 入会・継続マイル
    • カードの入会や継続で年1回付与される（1,000マイル〜）
  • フライトマイル
    • 飛行機の搭乗で付与される（区間基本マイル×積算率×10%〜）
  • ショッピングマイル
    • 買い物をクレジットカードで支払うことで付与される（0.5%〜）

JALカードとANAカードの大きな違いは「入会・継続マイルとフライトマイルの条件」。
どちらのクレジットカードも保有していると、最低1,000マイルの「入会・継続マイル」が毎年支給されます。
JALの場合は飛行機の搭乗がボーナスマイルの支給条件になりますが、ANAは搭乗せずともマイルが貯まるため、年1回の飛行機搭乗の機会がない場合はANAの方がおすすめです。

また飛行機に搭乗すると、「フライトマイル」が最低1.5%〜でたまります。
ANAは家族カードは付与対象ではありませんが、JALは家族カードもフライトマイルの付与対象になるため、家族も含めて飛行機搭乗の回数が多い場合はJALの方がマイルが貯まりやすいと言えます。

JALカードとANAカードの2つ目の違いは「マイル（ポイント）の有効期限」。
JALカードはマイルが直接貯まりますが、ANAは提携しているクレジットカードのポイントが貯まり、ポイントを変換してマイルにします。

マイルの有効期限は36ヶ月のため、JALの場合は3年間しか保有できません。一方のANAは「ポイントの有効期限2年間(※)+マイルの有効期限3年＝合計5年間」マイルを貯められるのです。
※ポイント交換前の有効期限はVISAで2年・アメックスは3年

そのためショッピングのみで時間をかけてマイルを貯める場合はANAの方がおすすめです。

貯めたいマイルの量からカードランクを決める

ゴールドカードやプラチナカードの方が一般カードよりもマイルが貯まりやすくなります。
一方でカードランクが上がれば年会費も上がるため、どの程度マイルを貯めたいかによって選びましょう。

例えば、ANA一般カードだと一般カードとゴールドカードで以下の違いがあります。

年会費ボーナスマイル搭乗マイルショッピングマイル
一般カード2,200円

※初年度無料

1,000マイル10%0.5%〜
ゴールドカード15,400円2,000マイル25%1.0%〜

「年間100万円の買い物をする・飛行機には乗らない」という条件で計算してみました。

  • 一般カード
    • 6,000マイル（ボーナスマイル1,000マイル+ショッピングマイル5,000マイル）
  • ゴールドカード
    • 12,000マイル（ボーナスマイル2,000マイル×ショッピングマイル10,000マイル）

どの程度マイルを貯めるかを判断するために、特典ごとの必要マイル数をまとめました。

特典JALANA
飛行機に乗る片道4,000マイル〜片道5,000マイル〜
座席をアップグレードする片道9,000マイル〜片道9,000マイル〜

※発着地とシーズンごとに価格が分類されるため、必要マイル数が異なります。

参考：https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalmile/use/jal/domestic-award/miles/#direct-fright
参考：https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/amc/award/domestic/terms/

国内線で東京から大阪までの飛行機を無料で乗りたいだけであれば、一般カードで問題ありませんが、座席アップグレードには届きません。
（2年間かけて貯めるという場合は一般カードでも問題ありません。）

どうしても年会費を払いたくない場合は一般カード、年会費を少し払ってもいいからたくさん貯めたい人はゴールドカード以上がおすすめです。

（私自身は、せっかくマイルを貯めるならビジネスクラスへのアップグレードがしたいため、ゴールドカードにして1万マイルを貯めやすいようにしています。）

 

マイルを貯めるのに最強クレジットカード

ここまでで、ある程度どのカードがいいかは絞られたと思うので、タイプごとに具体のおすすめカードをご紹介します。

飛行機に年1回以上乗る飛行機はほぼ乗らない
最低限のマイルを貯めたいタイプ③
JAL系の一般カード		タイプ①
ANA系の一般カード
年会費を払ってもマイルをたくさん貯めたいタイプ④
JAL系のゴールド・プラチナカード		タイプ②
ANA系のゴールド・プラチナカード

 

タイプ① ANA To Me CARD PASMO JCB（ソラチカカード）

年会費2,200円

※初年度無料

国際ブランドJCB
入会・継続マイル1,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%
航空機購入マイル100円で1.5マイル
ショッピング0.5%（100円で0.5マイル）

ANA系カードで最もスタンダードな「ANA一般カード」に、基本的な条件が一緒でPASMOがついたカード。
カード利用で東京メトロに乗車すると、1乗車につきメトロポイントが平日5ポイント、土休日15ポイント貯まり、ANA一般カードにはない利点があります。
初年度年会費が無料のため使い勝手良く、コツコツマイルを貯めたいという方におすすめです。

なお、PASMOではなくSuica利用の場合は「ANA VISA Suicaカード」がおすすめです。

 

タイプ② ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)

年会費15,400円
国際ブランドJCB
入会・継続マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル25%
航空機購入マイル100円で2マイル
ショッピング1%〜（100円で1マイル）

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDカードはショッピングでの還元率が1%と高く、ANA To Me CARD PASMO JCBカードと同様にメトロ乗車でポイントが貯まるのがおすすめポイント。

タイプ③ JAL普通カード

年会費2,200円
国際ブランドVISA/Master/JCB/AMEX
入会・継続マイル1,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%
航空機購入マイル100円で1マイル
ショッピング0.5%〜（100円で0.5マイル）

JAL普通カードはJAL系で最もスタンダードなカードで、年会費や基本条件はANA一般カードと同様です。
年会費をかけずにJALマイルを貯めたい人におすすめです。

タイプ④ JAL CLUB-Aゴールドカード

年会費17,600円
国際ブランドVISA/Master/JCB/AMEX
入会・継続マイル入会：5,000マイル

継続：2,000マイル

搭乗ボーナスマイル25%
航空機購入マイル100円で2マイル
ショッピング1%〜（100円で0.5マイル）

マイル還元率がいいだけでなく、国内28ヵ所の空港ラウンジが利用できます。
海外出張や旅行が多い人は迷わずこのカードをおすすめしたいです。

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